【巨人】小林と大城が強肩で二盗阻止…捕手争い過熱
スポーツ報知

巨人の小林誠司捕手(29)と大城卓三捕手(26)が5日、守備でともに二盗を阻止して投手を救った。
まず自慢の強肩を発動させたのは、スタメンマスクをかぶった小林。初回2死一塁、山口の低め138キロを捕球すると、矢のような二塁送球で盗塁を試みた俊足の西川をアウトにした。
途中からマスクをかぶった大城も負けじと奮起。7回無死一塁、坂本工の124キロスライダーを捕球し、素早く二塁へ低い送球。正確なコントロールで坂倉の二盗を阻止した。
現在1軍の捕手は炭谷、小林、大城、阿部の4人で競争は過熱。阿部は長期遠征のため広島に帯同せず、大阪からの合流に向けG球場に残留している。原監督は正捕手を白紙とし、投手に捕手を決めさせない、捕手はグラウンド上の監督、という考え方で見極めているが、この日マツダで出場した小林と大城がともに守備でアピールした。