【巨人】畠、開幕ローテへ伸び伸び4回0封「自分はやっぱり直球」

スポーツ報知
6回から2番手で登板した畠

◆イースタン春季教育リーグ 西武1―2巨人(6日・西武第二)

 2軍の春季教育リーグ・西武戦(西武第二)に2番手で登板した畠世周(せいしゅう)投手(24)は4回3安打無失点。若き左右の投手が開幕ローテ入りへ猛アピールした。

 畠の伸びのある直球が生きた。1点リードの9回2死。連打を許し一、三塁と逆転のピンチを招いたが、最後は育成・斉藤誠に投げた内角低めの直球が決まり、見逃し三振でゲームセット。4回67球3安打無失点6奪三振とした。

 前回先発した2月26日の3軍対JX―ENEOS戦では3回4安打無失点2四球。「変化球でカウントをとって、結局、直球でファウルになり、うまく投げれなかった」と反省。この日は最速150キロの自慢の直球を軸に、要所で変化球を使った。「いい結果になった。自分はやっぱり直球中心でいかないといけないなと感じた日です」と振り返った。

 まだ固まっていない開幕ローテへチャンスはある。この日、結果を残した右腕は「もし(1軍に)呼ばれた時はやってきたことを上でもできるように、日々をしっかりこなしていくだけ」と意気込んだ。

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