【巨人】山本、粘りの打撃で2安打1打点

スポーツ報知
8回無死一、二塁、中前適時打を放つ山本泰寛

◆オープン戦 オリックス―巨人(9日・京セラドーム大阪)

 巨人の山本泰寛内野手(25)が、9日のオリックス戦(京セラD)で粘りの打撃を見せた。「7番・遊撃」でスタメン出場し、初回2死一、二塁では3球目を一ゴロ、3回1死二塁では遊ゴロに倒れたが、10球を投げさせた。5回先頭でも10球目で二ゴロ、7回先頭では2球目に中前安打を放った。

 最大の見せ場は8回無死一、二塁。相手右腕・比嘉の前に3球で1ボール2ストライクと追い込まれたが、フルカウントから5球連続ファウルで粘り、最後は12球目を中前にはじき返した。5打席で計37球を投げさせ、山本は「追い込まれたら粘れるように。長くボールを見ることで投手も失投を投げてくれるかもしれない。与えられたところで今日みたいな粘り強さを出していけたら」と振り返った。

巨人

×