【巨人】2軍の助っ人、万全で待機…アダメス1回0封、マルティネス快音

スポーツ報知
巨人のアダメス

 巨人のサムエル・アダメス投手(24)が12日、3軍の青森大戦(G球場)に6回から2番手で登板。最速149キロを計測して1回打者3人で無失点と貫禄の投球をみせた。

 2軍宮崎キャンプ中の2月23日にソフトバンクとの練習試合に登板して以降、雨天中止などもあって登板機会がなかなかなく、この日はそれ以来、中16日での実戦だった。

 実戦機会をつくるために3軍の大学生との試合に登板したが、しっかり球を低めに集めて万全の状態をアピールした。

 また、この試合「3番・レフト」で先発出場したホルヘ・マルティネス内野手(26)が初回1死三塁で中前適時打。出場の幅を広げるために本職の内野以外に外野の守備にも挑戦中だ。

 両選手はともにドミニカ共和国の巨人トライアウトに合格して育成選手として入団し、昨年途中に支配下登録された。アダメスは1軍で一時抑えも務めて28登板で防御率3・94。マルティネスは初打席初本塁打を達成した。

 1軍の外国人枠は「4」。現状、開幕はメルセデス、ヤングマン、クックが決定的で、ビヤヌエバとゲレーロが残り1枠をかけて1軍で争っている。マシソンは感染症からの早期復帰を目指してトレーニング中。そんな中、アダメスとマルティネスも2軍で気持ちを入れて万全で待機している。

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