【巨人】畠世周、3軍戦で5回0封 開幕ローテ2枠へ前進

スポーツ報知
3軍の青森大戦で5回無失点の巨人・畠

◆3軍交流戦 巨人1―1青森大(12日・G球場)

 巨人の畠世周投手(24)が12日、3軍の青森大戦(G球場)に先発した。今季最長の5回72球で2安打3奪三振、無失点。3四球1死球で「良くなかったです」と猛省したが、開幕ローテ争いの階段を上った。

 球場表示は最速148キロで、ネット裏の球団計測では150キロ。それでも大学生にファウルで粘られ「自分ではスピードが出ている感じはなかったです」と球質を厳しく自己採点。

 昨年終盤は1軍でリリーフを務めた。今季は再び先発。今オフはバランス良い食事を心がけながら「肉を食べました」と週1回“肉食デー”をつくり、ステーキ店で1000グラム(1キロ)のステーキを注文。トレーニングと合わせて体重が数キロ増えてパワーアップし、さらなる球威増の予感だ。

 前回6日の2軍教育リーグ西武戦(西武第二)は4回6奪三振無失点。原監督が「畠がいい投球をした」と自ら名前を挙げて期待していた。次回は20日の日本ハムとのオープン戦(甲府)で1軍テストを検討中。開幕ローテは菅野、山口、メルセデスは確定でヤングマンも有力。高橋、田口、今村、野上らとの争いに食らいつく。(片岡 優帆)

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