【巨人】原監督「ソフトバンク破って日本一」…「西部燦燦会」が発足

スポーツ報知
西部燦燦会設立式に出席した(左から)山口寿一オーナー、巨人軍OB会・王貞治顧問、原辰徳監督、読売新聞西部本社・中井一平社長

 九州、山口県、沖縄県の経済界、大学関係者による巨人を応援する組織「西部燦燦(さんさん)会」設立式が13日、福岡市内のホテルで行われた。出席した原辰徳監督(60)は、九州の雄であるソフトバンクを日本シリーズで破っての日本一を目標に掲げた。

 日本シリーズで両チームの激突が実現すれば、ソフトバンクが前身のダイエーだった00年以来19年ぶりとなる。原監督は「ジャイアンツは今、ソフトバンクにはちょっと水をあけられております」と挑戦者の立場であることを強調し「強い味方ができたことに感謝申し上げる。何とか追いつけ、追いこせという中で戦って、日本シリーズの出場権を得て、雌雄を決する大きな勝負を挑みたい」と語った。

 巨人軍OB会の顧問を務めるソフトバンク・王貞治球団会長(78)も「巨人がこのところ勝ててなかったのは、ファンはもちろん、我々OBにとってもこんなさみしいことはない。我々も含め、多くの人は巨人を倒して日本一。これが本音なんです」と古巣の捲土(けんど)重来に期待をかける。

 長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督(83)=報知新聞社客員=は祝電で謝意を示し「ソフトバンクと巨人軍が日本シリーズを戦えば最高に盛り上がる。巨人軍を応援してプロ野球界を盛り上げてもらえればうれしい」と寄せた。

 ◆西部燦燦会世話人

安川電機特別顧問・利島康司、九州電力相談役・貫正義、福田病院理事長・福田稠、霧島酒造社長・江夏順行、宮崎銀行頭取・平野亘也、西京銀行頭取・平岡英雄(敬称略)

 ◆西部燦燦会設立式主な出席者

 ソフトバンク・王貞治球団会長、巨人・山口寿一オーナー、巨人・久保博会長、堀内恒夫氏

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