【巨人】原監督、サバイバルリミット延長 若手の奮闘で最後まで模索

スポーツ報知
8回1死二、三塁、小林誠司が2ランスクイズを成功させ、拍手する原監督(左、カメラ・岩下 翔太)

◆オープン戦 ソフトバンク3―4巨人(14日・福岡ヤフオクドーム)

 今回の11泊12日の遠征で、一つの区切りを付けるはずだった。原監督はこれまで、この日の試合を、若手を含めたサバイバルのリミットに設定していた。「まだまだ(開幕1軍を)固めるという点において、理想は東京ぐらいからというのはありましたけれども、まだ継続しそうですね」と延長することを明かした。

 指揮官は「大体の形というものはぼんやりとできつつあるかなというところはあります」と大枠が決まってきたことを示唆したが、投手陣は、先発の残る2枠を巡って高橋、今村、田口、畠、野上、沢村、高田らが火花を散らす。打線では5番を任せたいビヤヌエバ、ゲレーロの調子が上がっておらず、この日は中島を起用するなど、あらゆる可能性を探っている。さらにこの遠征では大城、石川、山本といった若手の奮闘も光っただけに、指揮官はうれしい悲鳴を上げながら最後の最後まで最善策を模索することになりそうだ。

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