【巨人】クック、0封救援で前回の汚名返上「何が起こってもしっかりやるだけ」
スポーツ報知

◆オープン戦 ヤクルト7―8巨人(16日・神宮)
前回登板の汚名返上を果たした。3点リードの8回に4番手で登板したクックは、1イニングを1安打無失点に封じ「1球1球投げてる中で、しっかりと修正できた」と振り返った。
1死後、荒木に中前打を浴びるも冷静に仕事を全うした。14日のソフトバンク戦では先頭の福田に四球を与えると、簡単に二盗を許した。続く松田宣に2ランを被弾するなど1回3失点。「感情を切り替えることができなかった」と反省した。この日は2度のけん制を挟み、走者の動きを封じた。「後ろを任されるということは、ランナーが出てもホームに返さないこと」と修正してみせた。
その後はこの日最速148キロを記録した直球を軸に村上、西浦を連続三振。昨年マリナーズで12・2と高い奪三振率を誇った力を見せつけた。「何が起こってもその状況の中でしっかりやるだけです」とクック。失敗を糧にし、開幕へ向け調整を続ける。