【巨人】原監督、ブルペンデーで収穫…若いリリーフ陣に「大きな期待」

スポーツ報知
3回から2番手登板の坂本工宜

◆プレシーズンゲーム 巨人5―6マリナーズ(18日・東京ドーム)

 原監督はマリナーズ戦を初回から救援投手による継投で試合をつくる「ブルペンデー」と位置づけて臨んだ。1番手として先発した大江から計6人のリレー。5―6で敗れたものの「ブルペンデーということで、ペナントレースでも想定できる中でやりましたが、非常にそれぞれがいい投球をした」と振り返った。

 米大リーグで流行の兆しがある「ブルペンデー」。この日は大江が2回無失点と好投した。2番手以降は坂本工が3失点、戸根無失点、桜井2失点、中川1失点、吉川光無失点という結果だったが、大江と吉川光以外の4投手はイニング途中での登板、降板と臨機応変に柔軟に起用し、貴重な経験となった。

 昨年はリリーフ陣で計20敗。今季はブルペン整備が課題という中、顔ぶれがガラッと変わって若返った。原監督は「昨年の反省はそこ(救援陣)にある。昨年にはいなかったメンバーがほとんど。若いブルペン陣にはなるけど、大きな期待を持って向かいたい」と希望を持っている。

 シーズン中、先発投手に不測の事態が起きる可能性もある。ブルペンデーを試せたことは大きな収穫だった。(片岡 優帆)

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