【巨人】岡本、復調の兆しタイムリー 二塁手が極端に中堅寄る“シフト”打破

スポーツ報知
7回1死二塁、岡本が適時内野安打を放つ(投手・宮台)

◆オープン戦 巨人6―3日本ハム(20日・甲府)

 シフトを敷かれようと、岡本の打球は止まらなかった。7回1死二塁で迎えた第4打席。二塁手が極端に中堅に寄った“岡本シフト”を敷かれた。センター方向に打ち返し走り出すと「打ったら目の前に(二塁手が)いた」と驚嘆。だが、強烈な打球は二塁手のグラブをはじいて、適時内野安打となった。

 1点差に詰め寄られ、立岡の適時二塁打で2点差とした直後。追加点が欲しい場面でしぶとくもう1点をたたき出した。この日の試合前まで打率は1割5分。しかし「結果とかは気にしていない。内容が大事だと思う」と意に介していない。

 第4打席を迎える前は「久々に回ってこいと思いました」とニヤリ。打席の中で手応えをつかんでいるようで、原監督も「形は悪くない。でも、もう少し打つでしょう」とさらなる期待を寄せる。開幕を約1週間後に控え、4番が本来の調子を取り戻しつつある。

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