【巨人】上原、23日に1軍初合流 “イチ流”を継承

スポーツ報知
傾斜のないグラウンドで各球種を全力投球した上原浩治(カメラ・泉 貫太)

 巨人・上原浩治投手(43)が22日、“イチ流”の継承を目標に掲げた。イチローの現役引退により、日米のプロ野球選手で最年長タイとなる上原は「とにかく1軍で試合に投げたいという気持ちだけ。自分が何歳とか考えて野球はやっていない」ときっぱり。「加齢=衰え」という常識を覆すように戦い続けた天才バットマンと同様、最前線で投げ続ける覚悟だ。

 長年、日本中の期待を背負って戦ってきたイチローは、会見で「(野球が)純粋に楽しいということはなかった」と知られざる苦悩を吐露した。上原は「イチローさんはああやって記録を何個も何個も作って、そういう期待を背負ってますけど、僕は何ひとつ記録は持っていない」と笑いながら謙遜したが、同じようにたくさんの期待を背負っている。左膝の手術からリハビリを乗り越え、背番号19は23日に1軍初合流する。

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