全英OP前哨戦で松山は出入りの激しいゴルフで2アンダー発進

スポーツ報知
松山英樹

 ◆男子プロゴルフ欧州ツアー スコティッシュオープン 第1日(12日、英国スコットランド・ガレインGC=7133ヤード、パー70)

 次週のメジャー、全英オープン(19日開幕、英カーヌスティGL)を見据えて今大会に初出場した松山英樹(26)=LEXUS=は、6バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの出入りの激しいゴルフで2アンダー、68のスタートとなった。前半を3連続含む4バーディー、ボギーなしで折り返したが、後半はスコアを2つ落として初日を終えた。

 松山は、日米ツアーで12勝を挙げてきたエースキャディーの進藤大典氏(38)に代わり、今大会と全英オープンに限って、丸山茂樹(48)を支えた名キャディーの杉沢伸章さん(43)と初めてコンビを結成。メジャーでは全米プロ以外で前週から連戦で臨むことも異例。「2週連続でやってみたら、どうなるか知りたかった」。全英では6位と健闘した13年以外はトップ10入りを逃している松山は新たな試みに意欲十分。試行錯誤しながらさらなる高みを目指している。悲願のメジャー初制覇への戦いはすでに始まっている。

 腰痛を抱え「ぎりぎりまで調整する」と話していた宮里優作(38)=フリー=は1番から3連続バーディーのスタートダッシュを切ったが、8番から4連続ボギーをたたくなど中盤以降に失速し、2オーバーの72。谷原秀人(39)=国際スポーツ振興協会=も2オーバー、72の苦しいスタートとなった。

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