今平、地元コースで6連続アップ 圧勝で初4強

スポーツ報知

◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ マッチプレー選手権第5日(7日、埼玉・鳩山CC)

 準々決勝4試合などが行われ、賞金ランク1位の今平周吾(25)=フリー=が正岡竜二(35)=グランデュール=に8&6で圧勝し、初の4強入りを決めた。木下裕太(32)=フリー=を2&1で下した16年賞金王の池田勇太(32)=フリー=と準決勝で対戦する。もう一方の準決勝は、ラタノン・ワナスリチャン(23)=フリー=とタンヤゴーン・クロンパ(28)=フリー=のタイ人対決。

 中学時代からプレーする地元コースで今平が圧勝した。12番でチップインバーディーを奪って早々に決着をつけると「思っていたより早く終わりましたね」と笑顔をこぼした。3回戦から登場して5&4、3&2と好調のショットを武器に大勝を続けている。

 2アップで迎えた7番はドライバーで右の池に入れるも、残り215ヤードから打ち直しの第3打を3UTで8メートルへ乗せパーパットを沈めた。直後に正岡が短いパーパットを外すと、12番まで6連続アップで一気に勝負を決めた。

 今季未勝利も13戦で7度のトップ10入り。獲得賞金4915万円で賞金ランク1位だ。今大会の優勝賞金はツアー最高額の5200万円だが「賞金よりも(17年5月以来の)2勝目をしたい」。今大会は車で40分の自宅通勤も「家族には『見に来ないで』と言ってある。親が来るとハラハラするので」と苦笑い。準決勝で対戦する池田は昨年のANAオープンでプレーオフで敗れた宿敵。「集中して勝ちたい」と静かに雪辱を期した。(榎本 友一)

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