前週初優勝の香妻琴乃は1オーバー、73で首位と4打差の47位スタート

スポーツ報知
2番、ティーショットを放つ香妻琴乃

◇女子プロゴルフツアー 報知新聞社後援 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン      <第1日> (21日、宮城・利府GC=6551ヤード、パー72)

 前週、プロ8年目で悲願の初優勝を飾った香妻琴乃(26)=サマンサタバサ=は3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの1オーバー、73。首位と5打差の47位で滑り出した。

 ギャラリーからは「おめでとう」という声が次々にとんだ。美女プロは「すごくうれしかったですね」と笑顔で応えた。しかしフェアウェーキープ率は43%と苦戦。29パットと前週と対照的に、硬く速いグリーンにも手こずった。「タッチと言うよりも、ラインが全然読めていなくて。スライスかフックか迷いながら打つことが多くて。一日通してリズム的には落ち着いてできなかった」と悔しがった。

 160ヤードの15番パー3では第1打を池に入れてダブルボギー。「バーディーが欲しいと思った瞬間に池だった」と肩を落とした。1988年のツアー制施行後、史上3人目となる初優勝からの2週連続Vに向けて「パットさえ入ればもっとスコアを伸ばして、バーディーがたくさん取れるんじゃないかと思います」と、大会特別協賛の住友ゴム工業と用具契約を結ぶホステスプロは巻き返しを誓った。

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