新垣比菜、ホステス優勝ならずも自信つかんで次週・日本女子オープンへ

スポーツ報知
15番、ティーショットを池に入れ、苦笑いする新垣比菜(カメラ・相川 和寛)

◆女子プロゴルフツアー報知新聞社後援ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン最終日(23日、宮城・利府GC=6534ヤード、パー72)

 首位と4打差8位スタートの新垣比菜(19)=ダイキン工業=が5バーディー、1ボギー、1トリプルボギーの71で回り、一時は首位に並ぶも通算5アンダーの8位に終わった。

 ショットが好調で7番で2・5メートル、9番で2メートルにつけてバーディーを奪うなど前半、4つ伸ばした。14番で4メートルのバーディーパットを沈めると、首位の佐伯三貴をとらえた。大会特別協賛の住友ゴム工業と用具契約する、沖縄出身の美女のホステス優勝への期待が一気に膨らんだ。

 ところが、好事魔多し。続く160ヤードの15番パー3で、第1打をグリーン左手前の池に入れ、3オン3パットのトリプルボギー。「結構、池のプレッシャーがあって、ミスショットしてしまったという感じでした」と苦笑い。4月のサイバーエージェントレディスに続く2勝目は逃したが、今季5度目のトップ10入りとなる8位でフィニッシュした。

 次週のメジャー、日本女子オープン(27~30日・千葉CC野田C)に向けて「14番までの調子を普段通り出来ていれば、来週もいいところにいけるかなと自信にもなったので、気持ちを切り替えて頑張りたいですね」とうなずいた。「アマチュアの時から出ていましたし、一番大きな試合だと思っているので」とメジャー初制覇に照準を合わせた。

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