「眠れる美女」松田鈴英は10位に終わる 最後は池ポチャ 黄が今季3勝目

スポーツ報知
松田鈴英

◆女子プロゴルフツアー伊藤園レディス 最終日(11日、千葉・グレートアイランドC=6741ヤード、パー72)

 首位からスタートした松田鈴英(れい、20)=ニトリ=は3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの75と崩れ、通算8アンダーで5打差の10位に終わった。2番から3連続ボギーと崩れ5番、6番と連続バーディーと盛り返したものの、9番で痛恨のボギー。勝利への流れを失った。18番は池ポチャのダブルボギー。最後まで流れは悪いままだった。「(午後)6時半から7時に寝ています。寝ただけ力になります」という“眠れる美女”は2度目の最終日最終組に挑んだが、念願の初優勝は遠かった。

 1打差2位からスタートした韓国の黄アルム(31)=フリー=が4バーディー、1ボギーの69で回り、通算13アンダーとして今季3勝目、通算4勝目を挙げた。1打差の2位は、永井花奈(21)=デンソー=と韓国のアン・ソンジュ(31)=モスバーガー=。

 首位と8打差の27位からスタートした小滝水音(みお、20)=静ヒルズCC=が8バーディー、ボギーなしの64のベストスコアで回り4位。「裏街道」と呼ばれる10番からスタートしてバーディーを量産し、ホールアウトした時点では首位タイ。2002年広済堂レディスで11打差を逆転した藤野オリエに次ぐツアー史上2番目の最終日大逆転優勝の可能性があったほどの大健闘だった。

 昨季の賞金女王で賞金ランク3位の鈴木愛(24)=セールスフォース=は通算9アンダーの6位だった。

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