【新加入・豊島 報知で予想はじめました】<1>今週末から予想開始!デキる大人の印で魅せていきます

スポーツ報知

◆第55回報知杯弥生賞・G2(3月4日・芝2000メートル、中山競馬場)

 競馬記者キャリア11年で、数々の大穴を当ててきた豊島俊介記者がスポーツ報知の競馬スタッフに新加入。今週末から予想を開始するにあたり、報知杯弥生賞的中を目指す連載「報知で予想はじめました」をスタートする。初回はどんなスタンスの記者なのかを自己紹介。きょう28日から栗東トレセンで取材を開始します。

 2月1日から本紙の中央競馬担当となり、取材してきたが、今週から予想を始め、報知杯弥生賞の連載を行う運びとなった。本日は自己紹介。少しでも身近に感じていただければ、と思う。

 某スポーツ紙で穴党を約11年。駆け出しのころはサラリーマンとしての遊びを覚え始めた26歳である。己の欲を制御できず、ひたすらビッグマネーを追求した。09年エリザベス女王杯(◎クィーンスプマンテ=11番人気)、12年天皇賞・春(◎ビートブラック=14番人気)は会心の予想。ネオン街で大枚をはたいた当時が懐かしい。

 今は紳士的な振る舞いも求められるアラフォーの37歳。自在派への転向を検討するタイミングかもしれない。祝杯は居酒屋のホッピーから、銀座の高級酒まで。馬券は慎重かつ大胆に。若き東の穴党・川上記者のように欲望丸出しではなく、デキる大人の印で魅せていきたい。

 予想の根底は三本柱。まずは体調。人間と同じで状態が悪ければ馬も走らない。そして陣営の思惑。プロである彼らの真意は信頼に値する。勝負度合いはやはり無視できない。目星をつけた上で、最後に展開を分析。騎手の心理まで掘り下げることで血の通ったレースの流れが見えてくる。

 水曜からは栗東トレセンで取材。前日は大好きな安養寺のスナック封印という勝負手を放ち、本気度MAXで臨むつもりだ。皆さんもお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いします。(豊島 俊介)

 ◆豊島 俊介(とよしま・しゅんすけ)1980年、神奈川県生まれ。37歳。父親の影響で幼少の頃から競馬を観戦し、中学校の書き初めで「有馬記念」と書いた逸話は地元で有名。某スポーツ紙で中央競馬担当を11年経験し、今年2月に報知新聞社入社。馬券で手にした金はネオン街に落としていく悪癖を持つ。趣味は「貯金、親孝行」と言えるようになるのが永遠の夢。現在、テレビ東京とBSジャパンで毎週土曜放送の「ウイニング競馬」で解説を務める。

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