オジュウチョウサンのグッズが爆売れ 最大500人が行列 1時間待ちも

スポーツ報知
特設会場で、オジュウチョウサングッズを買い求める競馬ファン

福島9R・開成山特別(7日、3歳上500万、芝2600メートル、12頭立て)

 7月7日の福島9R・開成山特別(3歳上500万、芝2600メートル、12頭立て)は、障害G1・5勝を含む9連勝中のオジュウチョウサン(牡7歳、美浦・和田正一郎厩舎)が、13年11月の未勝利以来、4年8か月ぶりの平地競走に挑戦。

 鞍上に武豊騎手を据えて、単勝2・0倍の1番人気に支持されたなか、4角手前で先頭に躍り出ると、直線でも楽な手応えを残したまま2着に3馬身差をつけて押し切った。平地では初勝利となったが、障害時代から続く連勝を「10」に伸ばした。勝ち時計は2分42秒3。

 まさにオジュウチョウサンフィーバーだった。福島競馬場の入場者は前年比38・3%増の1万4247人を記録。開門時には前年比59・4%増の2658人が並び、昨年は満車にならなかった駐車場が10時43分に満車になった。

 開成山特別の売り上げは前年比95・6%増の11億4320万1100円。オジュウチョウサンのグッズを販売した特設ワゴンは8時50分の開門から13時まで行列が途絶えず、最長で約100メートル、約500人が並び、購入まで最大約1時間もかかる状況だった。レース終了後にも再び行列ができるなど、その特設ワゴンだけで約500万円を売り上げた。

 販売されたグッズは中山グランドジャンプバージョンのぬいぐるみや、マフラータオル、Tシャツ、トートバッグ、馬券ホルダーなど。特設ワゴンとは別に、ターフィーショップでも昨年の約97万円を大幅に上回る約500万円を売り上げた。

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