【函館記念展望】重賞初Vを狙うステイゴールド産駒のトリコロールブルーが中心

スポーツ報知
函館記念の登録馬。*騎手は想定

 第54回函館記念・G3は7月15日、函館競馬場の芝2000メートルを舞台に行われる。

 2番人気に推された前走の鳴尾記念では、直線きっちり追い込んで3着に入ったトリコロールブルー(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)。ダイナマイトボディのステイゴールド産駒で、迫力ある末脚がセールスポイント。札幌での勝ち星もあり、洋芝も向きそう。

 新潟大賞典で重賞初勝利を決めたスズカデヴィアス(牡7歳、栗東・橋田満厩舎)。函館コースは初めてだが、510キロ超の馬格を誇り、福島の小回り(七夕賞4着、福島記念2着)にも対応する小脚があるので、十分にこなせるイメージだ。

 中山金杯(4着)以来となるブラックバゴ(牡6歳、美浦・斎藤誠厩舎)は、先月27日に函館競馬場入りし、順調な調整ぶり。調教に騎乗した岩田も上々の手応えを感じている。五稜郭Sを完勝したように、函館・芝2000メートルは適した条件。

 北の地で再出発を期すカデナ(牡4歳、栗東・中竹和也厩舎)、昨年逃げて3着に粘ったヤマカツライデン(牡6歳、栗東・池添兼雄厩舎)、前哨戦・巴賞Vのナイトオブナイツ(牡5歳、栗東・池添兼雄厩舎)、同4着クラウンディバイダ(牡5歳、美浦・斎藤誠厩舎)、同5着ブレスジャーニー(牡4歳、栗東・佐々木晶三厩舎)、愛知杯の勝ち馬エテルナミノル(牝5歳、栗東・本田優厩舎)もエントリーしている。(大上 賢一郎)

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