【松前特別】昨年のダービー馬レイデオロ全弟、レイエンダ無傷3連勝!

スポーツ報知
レイエンダは好位から抜け出して無傷の3連勝

◆松前特別(22日・芝2000メートル、函館競馬場、良)

 無傷の3連勝で今後への期待を大きく膨らませた。22日の函館10R、松前特別で単勝1・4倍の支持を集めたレイエンダ(牡3歳、美浦・藤沢和厩舎)が、2着馬に2馬身差をつけて完勝。昨年のダービー馬レイデオロの全弟が、無限の可能性をアピールした。

 道中は中団よりやや前めをキープ。直線入り口で先頭を射程圏内に入れ、メンバー最速の上がり34秒1であっさり抜け出す完璧なレースだ。「すごくいい競馬。馬もリラックスしていた。もちろん、すごくいい馬。重賞でも絶対にやれます」。兄の主戦も務めるルメールは賛辞の言葉を並べた。

 昨年7月の札幌で新馬戦を制した後、骨折で長期休養。5月に復帰して500万、1000万特別連勝と圧倒的な走りを見せている。「放牧を挟んでからセントライト記念(9月17日、中山)に行ければ」と藤沢和調教師。タイトル奪取の先に待っているのは、夢の兄弟対決か。ファンの胸躍るカードが、今秋に実現するかもしれない。

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