安楽死のアウォーディーに武豊「とにかく残念」
スポーツ報知

放牧先の鳥取・大山ヒルズで6日に右飛節を骨折して予後不良と診断され、安楽死となったアウォーディー(牡8歳、栗東・松永幹夫厩舎)に武豊騎手がJRAを通じ、遠征中のヨーロッパからコメントを寄せた。
武豊騎手「いろいろな競馬場で騎乗した思い出深い1頭ですので、とにかく残念です。ご冥福をお祈りします」
武豊騎手は同馬の42戦のうち23戦でコンビを組んで重賞全5勝へと導いた。15年のオークランドRCT・1600万から翌16年のJBCクラシック・G1(川崎)まで6連勝し、ファンに強烈な印象を残した。16年のチャンピオンズCではサウンドトゥルーの末脚の前に首差で敗れたが、1番人気を背負って2着と実力を示した。2年連続で挑戦したドバイ・ワールドC(17年=5着、18年=6着)でいずれも騎乗していた。
アウォーディーは15年のシリウスSで重賞初制覇となったが、この勝利は武豊騎手にとってJRA重賞300勝目だった。名コンビとしてダートの一線級で戦い続けた相棒の死をユタカは残念に思っていた。