【サマーチャンピオン】兵庫のエイシンバランサーがJRA勢を撃破

スポーツ報知

◆第18回サマーチャンピオン・交流G3(8月14日・ダート1400メートル、佐賀競馬場、良)

 JRA5頭を含む10頭(佐賀のサンマルドライヴは出走取消)によるハンデ戦で行われた。下原理騎手が手綱を執った5番人気の兵庫所属のエイシンバランサー(牡6歳、園田・新子雅司厩舎)が直線で競り勝って優勝。JRAから地方へ移籍して3戦目で、交流重賞初制覇を果たした。サマーチャンピオンの地方馬の勝利は2007年のキングスゾーン(愛知)以来、11年ぶり。

 2着は逃げた4番人気のJRAのブルミラコロ(秋山真一郎騎手)、3着は1番人気だったJRAのヨシオ(戸崎圭太騎手)が入った。

 下原理騎手(エイシンバランサー=1着)「もともとJRAでかなり走っていた馬だったので、期待はしていましたが、すぐに地方交流重賞を勝ってくれて、本当にうれしいですね。前の位置を取りたかったんですが、同じ厩舎の馬(エイシンヴァラー)も行きたそうだったので…。うまく(外の)いいところに入れました。JRAの馬との勝負で(道中は)速いなと思っていた。4コーナーで前がまだ楽をしていたので、最後にとらえられてよかったです」

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