【小倉2R・2歳未勝利】ダノンチェイサーが2戦目で初V 池江調教師「余裕残しの中でも結果を出した」

スポーツ報知
初勝利を挙げたダノンチェイサー

 8月18日の小倉2R・2歳未勝利(芝1800メートル=6頭立て)はディープインパクト産駒のダノンチェイサー(牡、栗東・池江泰寿厩舎)が2戦目で初勝利を挙げた。勝ち時計は1分47秒6。

 道中は人気を分け合った1番人気のミヤケ、2番人気のオメガを見ながらの好位追走。直線ではラスト200メートル手前からミヤケをかわしたオメガとの叩き合いに持ち込むと、アヴドゥラ騎手のアクションにしっかりと応えるように加速。ラスト50メートルで先頭に立つと、最後は流し気味で1馬身半差をつける完勝だった。

 母のサミターは愛1000ギニーと米ガーデンシティSでG1を2勝。同馬は昨年のセレクト1歳セールで2億5000万円の高値をつけた。「今週の調教に乗った馬の中で一番乗り味のよかった馬です。まだ子供っぽいし、今日も促しながらじゃないと動きませんでしたが、これから良くなってくると思います」とアヴドゥラ騎手は高評価。

 池江調教師は「(前走の)2000メートルは長かったですね。今日は涼しかったけど、中間は暑かったので無理をさせない調整でしたが、状態としては余裕残しの中でも結果を出してくれた。まだまだ良くなりますよ」と笑顔で振り返っていた。今後は一度、リフレッシュ放牧に出される予定。

競馬

×