【小倉5R・2歳新馬】トーセンジョーダン産駒アズマヘリテージが首差V 産駒初年度の父はJRA初勝利

スポーツ報知
アズマヘリテージはゴール前で差し切り、デビューVを飾った

 8月18日の小倉5R・2歳新馬(芝1200メートル=14頭立て)は3番人気のアズマヘリテージ(牝、栗東・河内洋厩舎、父トーセンジョーダン)がゴール前で差し切り、デビューVを飾った。勝ち時計は1分9秒6。

 発馬直後は促しながら位置を押し上げ、道中は中団からの追走。勝負どころでは楽な手応えで前を射程圏にとらえると、追ってからの伸び脚もしっかりと、最後は先に抜け出していた1番人気のスカーヴァティを首差とらえて、初勝利をつかんだ。

 「厩舎サイドが乗り込んでくれて、新馬だけど落ち着いた印象の馬でした。レース中もスムーズで、センスよく勝ち上がってくれました。距離が延びても大丈夫だと思います」と騎乗した荻野極騎手は笑顔を浮かべた。

 父のトーセンジョーダンは11年の天皇賞・秋を現在も芝2000メートルの日本レコードタイムとなっている1分56秒1で快勝。現2歳世代が初年度産駒で、これが産駒のJRA初勝利だった。次走は小倉2歳S・G3(9月2日、小倉・芝1200メートル)へ向かう予定。

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