【新潟2歳S】アンブロークン、石川騎手好感触「1600メートルになるのはすごくいい」

スポーツ報知
石川(馬上)が強さを認めるアンブロークン

◆第38回新潟2歳S・G3(8月26日・芝1600メートル、新潟競馬場)

 父の勢いに乗って、新潟2歳Sで重賞初制覇を狙う。すでに2歳世代が6頭新馬勝ちしている好調ヴィクトワールピサ産駒のなかで、前評判通りの走りを披露したアンブロークン。手綱を執った石川は「まだ大型馬特有の緩さはあるけど、いい馬です。課題は折り合いだけなので距離が1600メートルになるのはすごくいい」と期待を隠さなかった。

 1番人気に支持された新馬戦はスタートして位置を取りにいったぶん、ややいきたがる面をみせたが、4角を先頭で通過した直線でも最後まで脚いろは衰えなかった。半馬身差の勝利にも「まだ余裕があったし、着差以上に強い競馬だったと思います」と手応えを感じた。

 前走後の調整過程は順調そのもの。1週前追い切りは美浦・Wコースで1馬身ほど遅れたが、「併せたセダブリランテスは動きますからね。感じはよかったですし、あとは最終追い切りで仕上がると思います」と騎乗した石川は好感触だった。手塚厩舎は昨年、1番人気に推されたムスコローソが12着。リベンジだ。(西山 智昭)

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