【キーンランドC】キャンベルジュニア、馬場悪くても上々の動き

スポーツ報知
俊敏な反応を見せたキャンベルジュニア

◆キーンランドC追い切り(22日・函館競馬場)

 前夜から本降りになり、明け方には雷鳴がとどろいた函館競馬場。時折、稲光がさすなかでキャンベルジュニアが上々の動きを見せた。Wコースを単走で5ハロン69秒1―12秒5。軽く手が動いた程度だったが、鞍上の指示に俊敏に応えた。「先週やって、だいたい仕上がっている感じなので反応を確かめる程度。馬場が重かったが、反応は良かった」と渡辺助手は納得の表情を見せた。

 1200メートル戦は6歳にして初挑戦だが、渡辺助手はプラスになるとみている。「マイルだとピリッとした脚が使えない。1400メートルで流れに乗れていたし、1200メートルでも大丈夫。ためれば切れそう。距離短縮でしまいの脚を使えれば」。父エンコスタデラゴは、10年スプリンターズSを制した香港馬ウルトラファンタジーと同じ。新境地を開くか。(橋本 樹理)

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