【ひまわり賞】6番人気・カシノティーダ、オープンで初勝利…連闘で小倉2歳S出走へ

スポーツ報知
ひまわり賞を勝ったカシノティーダ

 8月25日の小倉9R・ひまわり賞(2歳オープン、九州産限定、芝1200メートル、11頭立て)は、6番人気のカシノティーダ(牝、父ケイムホーム、栗東・田所秀孝厩舎)が逃げ切り、デビュー3戦目での初勝利をオープン特別で飾り、今年の夏の九州産2歳王者となった。勝ちタイムは1分9秒0。

 抜群のスタートであっという間に先手を奪い、2馬身のリード。激しい競りかけがないとみた鞍上の高倉稜騎手は徐々にペースを落とした。直線で外からテイエムアイガテ、テイアムノサッタが迫ってきたが、難なく振り切って、1馬身1/4差をつけた。

 テン乗りでVに導いた高倉騎手は、昨年のレグルドールに続く連覇となった。デビュー前の調教で好印象を持っていたといい、「未勝利馬でも一発あるな、と思っていました。ハナは考えていませんでしたが、ロケットスタートだったので、迷わず行きました。ペースもうまく落とせましたし、ラストもお釣りがありました。賢い馬です」と会心の笑みで振り返った。

 田所調教師は次週の小倉2歳S(9月2日、小倉)に登録することを表明。「牝馬ながら使いつつ体が増えているし、ガレていない。連闘も視野に入れています」と出走に前向きな姿勢を見せた。

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