【エニフＳ】１２番人気メイショウウタゲ激走で３連単１３９万馬券　秋山「うまくいった！」

　９月８日の阪神１１Ｒ・エニフＳ（３歳上オープン、ダート１４００メートル＝１６頭立て）は、１２番人気のメイショウウタゲ（牡７歳、栗東・安達昭夫厩舎）がゴール前で差し切り、オープン３勝目を挙げた。勝ちタイムは１分２２秒２。

　スタートでボコンと出遅れて後方からとなったが、直線で内をスルスルと伸びると、逃げ切りを図るハヤブサマカオーを外から頭差かわして昨年１０月のブラジルＣ以来となる勝利を手にした。「能力はあるが、難しい馬。道中で気持ちが切れやすいので、プレッシャーをかけながら行った。今日はうまくいった」と秋山真一郎騎手は汗を拭った。

　過去５走で２けた着順が４度というスランプからの激走。「スタートで出遅れて、芝の切れ目で飛んでいた。１４００メートルの方が集中して走れるのかな」と安達調教師。レース前には、次走の選択肢としてシリウスＳ（９月２９日、阪神・ダート２０００メートル）が挙がっていたが、頭を悩ませていた。

　２着は５番人気のハヤブサマカオー、３着は７番人気のアキトクレッセントが入り、３連単は１３９万２９６０円と波乱の結果となった。