【ローズS展望】能力は世代トップクラスのディープインパクト産駒サトノワルキューレが中心

スポーツ報知
ローズSの登録馬。*騎手は想定

 第36回ローズステークスは9月16日、阪神の芝1800メートルを舞台に行われる。

 フローラSの勝ち馬サトノワルキューレ(牝3歳、栗東・中竹和也厩舎=ディープインパクト産駒)は、やや踏み遅れた感のあるオークスでは6着に敗れたが、アーモンドアイを除けばポテンシャルは世代トップクラスの一頭。デビューV以来の1800メートル戦だが、持ち前の息の長い脚を生かす競馬に持ち込みたいところ。

 オークスは、左前ザ石で出走取消となったトーセンブレス(牝3歳、美浦・加藤征弘厩舎=ディープインパクト産駒)だが、1週前は加藤征調教師納得の走りを披露。ここまで大きく崩れたことはなく、道悪も得意。直前の追いきりには注目したいが、アーモンドアイ不在のメンバーならいきなり勝機まで。

 フラワーカップ覇者カンタービレ(牝3歳、栗東・中竹和也厩舎=ディープインパクト産駒)、忘れな草賞勝ち馬のオールフォーラヴ(牝3歳、栗東・中内田充正厩舎=ディープインパクト産駒)は、ともにオークスで13、9着に敗れたが、小柄なタイプだけに夏を越しての成長ぶりがあるか。直前の追い切りを見てみたい。

 都井岬特別1着センテリュオ(牝3歳、栗東・高野友和厩舎=ディープインパクト産駒)、青島特別1着サラキア(牝3歳、栗東・池添学厩舎=ディープインパクト産駒)、桜花賞12着以来のフィニフティ(牝3歳、栗東・藤原英昭厩舎=ディープインパクト産駒)、カーネーションCを勝って以来のレースとなるゴージャスランチ(牝3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎=マンハッタンカフェ産駒)もエントリー。(大上 賢一郎)

競馬

×