【阪神ジャンプS】ラヴアンドポップ騎乗の高田潤騎手、JRA記録更新の同一重賞9年連続連対に挑む

スポーツ報知
阪神ジャンプSでラヴアンドポップに騎乗して9年連続同一重賞連対を狙う高田潤騎手

◆第20回阪神ジャンプS・J・G3(9月15日・障害芝3140メートル、阪神競馬場)

 今週、J・G3の第20回阪神ジャンプステークス(9月15日、阪神・障害芝3140メートル)で高田潤騎手(37)=栗東・フリー=には、JRA記録を更新する同一重賞9年連続連対がかかる。今年、コンビを組むのはラヴアンドポップで障害初勝利直後の重賞挑戦だが、高田騎手は「前走は省エネで勝てて内容が良かったです。状態はメチャメチャいいので、ここでもチャンスはあると思います」。障害G1で2勝の強豪、アップトゥデイトがいるメンバーでも好勝負は可能とみている。

 高田騎手は阪神ジャンプSを大の得意レースにしており、通算重賞20勝のうち同J・G3で5勝。10、11年はドングラシアスで2着。12年にはナリタシャトルで2着。13年オースミムーン、14年メイショウブシドウ、15年オースミムーン、16年ニホンピロバロンで4連覇をした。ルペールノエルで挑んだ昨年はアップトゥデイトに離されたが、ゴール前でしぶとく伸びて2着を確保し、8年連続連対中だ。

 同一重賞連続連対記録の2位は6年連続連対の武豊騎手で、天皇賞・春(1989~94年)と、報知杯弥生賞(96~2001年)。高田騎手は前人未到の記録に挑戦するが、あくまで謙虚。「馬が頑張って走ってくれた結果で、8年も連続で有力馬に乗せていただいたことを本当にありがたく思います。記録は特に意識はしていません。今回も自分の乗る馬、ラヴアンドポップらしい競馬ができるように集中するだけです」と自然体で挑む。さらに記録を延ばし、2ケタの大台にリーチをかけるか注目だ。

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