日本産馬初の米G1勝利ヨシダ、天皇賞・秋に予備登録
スポーツ報知

米G1で2勝を挙げる日本産馬ヨシダ(牡4歳、米国・モット厩舎)が天皇賞・秋(10月28日、東京)の予備登録を行い、ロビンオブナヴァン(牡5歳、英国・ダンロップ厩舎)とともに同レースの選出馬となったと、JRAは14日に発表した。
ヨシダは父ハーツクライ、母ヒルダズパッション(父カナディアンフロンティア)の血統で、15年のセレクトセール1歳でジョン・マコーミック・ブラッドストックが9400万円で落札。米国に渡り、2歳11月にデビュー後は芝戦線で活躍。今年5月にターフクラシックSでG1初制覇を果たしたが、その後は重賞戦線で結果が出なかったため、ダートに転じ、9月に初ダートとなったG1のウッドワードSを優勝。日本産馬として初めてアメリカのダートG1制覇の快挙を成し遂げた。11月3日に米国・チャーチルダウンズ競馬場で行われるブリーダーズCクラシック(ダート約2000メートル)を目指すプランがあるため、来日は微妙だが、天皇賞挑戦となれば、大きな話題となりそうだ。