【阪神6R新馬戦】G1馬クリソライト全弟クリソベリルが7馬身差でデビューV!音無師「全兄よりも馬格がある」

スポーツ報知
新馬戦の勝ち馬・クリソベリル

 9月17日の阪神6R・2歳新馬(ダート1800メートル=11頭立て)は、単勝1・2倍で圧倒的1番人気のクリソベリル(牡、父ゴールドアリュール、栗東・音無秀孝厩舎)がデビュー勝ちを飾った。勝ち時計は1分55秒3。

 出遅れはしたが、余裕をもって好位に進出すると、直線では後続を突き放す一方だった。川田将雅騎手は「血統馬ですし、まずは無事に初戦を終えられて良かったです。かなり大きな馬(この日は524キロ)で、その良さを徐々に出していけたらと思います」とホッと胸をなで下ろした。

 クリソベリルは13年のジャパンダートダービーをはじめ国内外で重賞を6勝したクリソライトの全弟。半姉のマリアライト(父ディープインパクト)は15年のエリザベス女王杯、16年の宝塚記念を制覇。半兄のリアファル(父ゼンノロブロイ)は15年の神戸新聞杯を勝った。音無調教師は「いいスピードがあると思っていた。兄のクリソライトよりも馬格がある。次も1800メートルのダートになると思うが、一度放牧に出して、その間にどこを使うか考えたい」と先を見据えた。

 2着には好位から進めた3番人気のハギノオムイデアル(和田竜二騎手)。直線でしぶとく脚を伸ばした2番人気のテンナイトパール(藤岡佑介騎手)が3着だった。

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