【神戸新聞杯】G1馬タイムフライヤー、攻めた51秒6!
スポーツ報知
◆神戸新聞杯追い切り(19日・栗東トレセン)
タイムフライヤーは栗東・坂路を単走。1周目を70秒5―15秒1で流した後、2周目をいっぱいに追われ51秒6―12秒1。ゴールまで力強いフットワークで駆け抜けた。
3週続けて追い切りにまたがった和田は「時計もいいし、やるごとに良くなっている。長く脚を使ってくれそう」と着実な上昇に手応え。松田調教師も「調教で良かった時はレースでも結果が出ています。いい時の状態に来ました」と声のトーンが上がった。
春は3走して〈5〉〈10〉〈11〉着。初戦の若葉Sで残した疲れが回復しないまま、クラシックシーズンが終わった。日本ダービー後は北海道へ放牧。早い段階でリフレッシュできたことが、秋初戦へ向けた豊富な乗り込みにつながった。「昨日(18日)も坂路2本。攻めた調整ができています」と松田師。ホープフルS・G1の初代王者が、このまま終わる訳にはいかない。(吉村 達)