モレイラがJRA騎手免許一次試験を受験「難しかった」

スポーツ報知
一次試験を終え、報道陣の取材に対応するモレイラ

 ジョアン・モレイラ騎手(35)=ブラジル=が2日、JRA競馬学校で騎手免許の1次試験(筆記、英語も可)を受験した。

 試験を終えて、午前11時半に報道陣の前へ姿を見せたモレイラ騎手は「難しいとは想像していたが、さらに難しかったね。90分間、一生懸命に答えを書いて、首が痛くなったよ」と苦笑い。「質問が多く、90分以内で答えるのは難しかった。結果はどちらになるのか分からないが、いい結果が出てほしいね」と全力を出し切り、時折すがすがしい表情も浮かべた。

 11日に結果が発表され、通過すれば来年の1月30日に2次試験(日本語による学力と騎乗技術に関する口頭試験、身体検査、人物考査)が行われる。「今までは今日の試験でフルパワーを出せるように筆記の勉強をしてきた。結果を考えず、これから日本語を集中して勉強したい」。試験の突破を信じて来週からは語学学校に通い、家庭教師をつけて徹底的に日本語のマスターに努めていく。

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