【兵庫特別】アフリカンゴールドが4馬身差の完勝 西園師「松若騎手で菊花賞に行きます」

スポーツ報知

阪神9R・兵庫特別(3歳上1000万、芝2400メートル、8頭立て)

 10月2日の阪神9R・兵庫特別(3歳上1000万、芝2400メートル、8頭立て)は、1番人気のアフリカンゴールド(牡3歳、父ステイゴールド、栗東・西園正都厩舎)が2番手から抜け出し、500万に続く連勝を飾った。勝ちタイムは2分26秒8。

 外のメイショウホウトウを行かせ、無理せず2番手を追走。抜群の手応えで4コーナーを回った。直線に入ると馬なりで先頭に立ち、鞍上が追い出すとさらにギアを上げて後続を4馬身、突き放した。

 松若風馬騎手は「前回より馬がグッとよくなっていましたし、力通りだったと思います。並びかける脚が力強く、抜け出してからも余裕がありました。まだ底を見せていないと思います」と、ここ4戦で3勝と成長力を見せるステイゴールド産駒を絶賛した。

 14年のドバイ・ワールドCを勝ったアフリカンストーリーの半弟。西園調教師は「非の打ちどころのない圧倒的な強さでした。松若騎手で菊花賞(10月21日、京都)に行きます。血統的にも筋が通っているし、(馬主の)ゴドルフィン初のクラシック制覇を目指します」と宣言した。

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