モレイラ、香港競馬復帰の手続きへ…来年のJRA騎手試験受験は未定

スポーツ報知
モレイラ騎手

 JRAの通年免許を目指して新規騎手第一次試験を受け、11日に不合格となったジョアン・モレイラ騎手(35)=ブラジル=が、香港競馬に復帰するための準備を進めていることが17日、分かった。

 「ジョン・サイズ調教師と話をしている。次のステップとして、専属騎手となるために申請する予定。その準備が終わったら、あとは香港ジョッキークラブの判断を待つことになる」とモレイラ自身が明かしたもので、香港のトップトレーナー、ジョン・サイズ調教師(64)の主戦騎手となる手続きに入ったことを明かした。

 モレイラはJRA騎手挑戦のため、今年7月末の香港での契約を更新せずJRA騎手試験にかけていたが不合格。来年の騎乗が不透明となったことで、5シーズンにわたってトップ騎手として活躍した香港で騎乗する道を模索することになった。

 今後は予定通り、来週28日まで2度目の短期免許で騎乗し、11月10日から12月9日まで3度目の短期免許を再取得して日本で騎乗する。ただ、来年のJRA騎手試験を受けるかは現時点では未定で、その理由について、「香港での申請が通った場合、どれくらいの期間になるか現時点では分からないので、とりあえず来年については白紙です」と説明した。

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