【エリザベス女王杯】逃げた9番人気クロコスミアが昨年と同じ首差2着 岩田「悔しい」

スポーツ報知
2着クロコスミア(カメラ・石田 順平)

◆第43回エリザベス女王杯・G1(11日、京都・芝2200メートル、良)

 秋の女王決定戦は17頭立てで争われ、3番人気のリスグラシュー(牝4歳、栗東・矢作芳人厩舎)が、逃げ粘るクロコスミアを首差でとらえ、悲願のG1初制覇を果たした。これまでG1・2着4回とビッグタイトルに届いていなかった。この日、9RでJRA通算100勝を達成し、メインで一日5勝目となったジョアン・モレイラ騎手もJRA・G1初勝利。今年の天皇賞・秋(サングレーザー)の2着がこれまでの最高だった。

 逃げた9番人気のクロコスミア(岩田康誠騎手)が昨年と同じ2着に粘り、1番人気で、昨年の覇者モズカッチャン(ミルコ・デムーロ騎手)は2着馬から3馬身離れた3着に敗れた。

 岩田騎手(クロコスミア=2着)「スタートが決まったし、何も行かないのでハナへ。いいペースで運べたし、簡単には止まらないので4コーナー手前からスパートしました。よく頑張ってくれたんですが…。残念ですし、(外国人騎手の連勝を)止められなかったことも悔しい」

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