【マイルCS】ロジクライ、好仕上がり!2週連続騎乗のCデムーロ騎手「非常にいい印象を持っています」

スポーツ報知
2週連続でCデムーロが手綱を執ったロジクライ

◆マイルCS追い切り(14日・栗東トレセン)

 5歳秋で初めてたどり着いたG1の舞台に向け、仕上がりは絶好だ。ロジクライは栗東・坂路で53秒9。単走で最後に脚を伸ばし、12秒0でフィニッシュした。2週連続で追い切りに騎乗したCデムーロは「非常にいい印象を持っています。レースでは前に馬を置いて突き放す形がベスト。須貝調教師の信頼に応えたいです」と絶好の感触をつかむ。1週前の8日には坂路を51秒4で駆け上がり、当週は予定通りしまい重点にとどめた。

 16年にシンザン記念で重賞初勝利を飾ったが、スプリングSを左前の深管骨りゅうで見送り。以降、骨折などもあり2年近い休養を強いられたが、前走の富士Sで2年9か月ぶりの重賞勝ちを決めて再び輝きを取り戻した。

 「この秋最高と言っていい出来。長い間休んでいた馬だけど、復活を信じて待っていただいたオーナー、支えてくれたノーザンファームのスタッフに感謝したいです。使ってきた数が少なく馬は若い。ここでもチャンスがあると思います」と須貝調教師は自信満々。苦労が報われる瞬間が近づいている。(内尾 篤嗣)

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