【ジャパンC】開業15年目の宮本調教師、ノーブルマーズで初挑戦Vだ!

スポーツ報知
宝塚記念3着と本格化しているノーブルマーズ

◆第38回ジャパンC・G1(11月25日・芝2400メートル、東京競馬場)

 夢のG1へ胸は高鳴る。ノーブルマーズを送り込む宮本調教師は、開業15年目でジャパンCに初挑戦。「競馬の世界に85年に入ってきたけど、いつかこんな大きなレースに出したいと思っていました。同じくJCが初めての高倉と一緒に頑張ります」と宮本師。96年にファビラスラフインとの鼻差の接戦を制したシングスピールなどに衝撃を受け、世界に通用する馬づくりを目標に着実にステップアップしてきた。

 5歳になって本格化し、今年の宝塚記念で3着と一線級のメンバーの中で力を示した。「諦めないで最後まで走るのがいいところ。同じ東京の目黒記念(2着)でいい走りをしていたから、この舞台はぴったり。もともと叩き良化のタイプで確実に良くなっています」とトレーナー。秋初戦のアルゼンチン共和国杯は9着だったが、2戦目で思惑通り上向いてきた。

 現在、JRA通算299勝。「相手は強過ぎるけど、もちろん楽しみにしています」と宮本師。無欲で挑むJCで、節目の勝ち星を達成するかもしれない。(内尾 篤嗣)

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