【思い出の平成G1 平成27(2015)年12月20日朝日杯FS】武豊騎手のG1完全V砕いたリオンディーズ

スポーツ報知
2015年の朝日杯FSを制したリオンディーズ(左)

 単勝1・5倍の圧倒的1番人気はデイリー杯2歳Sを完勝したエアスピネル。このレースを勝てば、JRA・G1完全制覇(当時)となる武豊の手綱さばきに注目が集まっていた。

 前半4ハロンは47秒3の平均ペース。中団から追走していたエアスピネルが直線で馬場の真ん中から抜け出したが、外から猛追したのがリオンディーズだった。後続を4馬身突き放す一騎打ちの末、最後はリオンディーズが3/4馬身先着した。

 2頭の母親は05年オークスで対戦し、先に抜け出したエアスピネルの母エアメサイアを、リオンディーズの母シーザリオがゴール前で差し切った。10年の時を経て、歴史が再び繰り返された形だ。

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