【クイーン賞】アイアンテーラーが逃げ切り重賞初V

スポーツ報知
逃げ切りで重賞初制覇のアイアンテーラー

◆第64回クイーン賞・G3(12月12日、船橋・ダート1800メートル、不良)

 牝馬11頭(JRA4、南関東4、他地区3)で争われ、2番人気のアイアンテーラー(牝4歳、栗東・飯田雄三厩舎、浜中俊騎手)が先頭に立ってそのまま逃げ切り、重賞初タイトルをつかんだ。

 2番手から進めたが、直線で突き放された3番人気のサルサディオーネが2着に続き、JRA勢のワンツー。さらに離れた3着に、6番人気で地元船橋のオルキスリアンが入った。

 昨年の覇者で1番人気を集めたプリンシアコメータは3、4番手から進めたが、直線に入って脚を伸ばせず10着に沈んだ。

 浜中俊騎手(アイアンテーター=1着)「(同型の馬はいたが)逃げたいな、と思っていた。馬は道中リズムよく、うまく走れていた。しぶとさが持ち味で、きょうはそれを存分に発揮してくれたのでは、と思います。重賞を勝ったことで(賞金を加算して)、今後は牝馬重賞路線に使えると思うので、重賞で頑張ってくれると思います」

 丸山騎手(サルサディオーネ=2着)「行く馬がいると分かっていたので、番手につけた。左回りは走る」

 今野忠騎手(オルキスリアン=3着)「51キロの軽量も良かったが、力まず上手に走ってくれた」

 松岡騎手(ハービンマオ=4着)「この馬には向かない展開だったが、最後はさすがの脚。距離は延びたほうが良さそう」

 吉原寛騎手(ブランシェクール=6着)「前にはつけられたが、ペースが速く、忙しかった。ベストの大井1800メートルで、巻き返したい」

 Cデムーロ騎手(プリンシアコメータ=10着)「馬場が悪く、脚もとを気にしていた。太めだったので、絞れれば変わる」

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