【有馬記念】シュヴァルグランぶっちぎり!友道調教師は上昇度アピール

スポーツ報知
シュヴァルグラン(手前)は併せた2頭に楽々先着した

◆有馬記念1週前追い切り(13日・栗東トレセン)

 第63回有馬記念(23日、中山)で2度目のG1制覇を狙うシュヴァルグラン(牡6歳、栗東・友道厩舎)が栗東のCWコースで1週前追い切りを行った。

 7ハロン地点からスピードを上げ、中トップオブメジャー(2歳新馬)、外グランデストラーダ(2歳500万)の2頭から大きく離れた最後方を追走。直線で内から並びかけると、トップに3馬身半、グランデには1秒1もちぎった。「1週前なのでしっかり。前走はあの時計で走ったが、反動はなく、むしろ使った上積みがある」。今季3走目ながら、友道調教師は上昇度をアピールした。

 昨年は直線で外から寄られる不利を受けて3着。「勝ったとは言わないが、ゴール前の不利がなければ、もうちょっと差は詰まっていた」と友道師は満足していない。不利を受けたあともひるまずに伸び続け、キタサンブラックに0秒2差に迫った。

 過去2年は6、3着。「ひとつ年を取ったが、衰えている感じはない。去年よりひとつ競馬が少ないし、フレッシュな状態で出せる」と友道師。乗り慣れたボウマンに戻り、念願のグランプリを手に入れるか。(橋本 樹理)

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