【中山新馬戦】1番人気レッドアステルが快勝 マーフィー「ムチを使う必要がなかった」

スポーツ報知
デビュー戦で勝利したレッドアステル

 12月16日の中山6R・新馬(芝1600メートル、16頭立て)は、1番人気に推されたディープインパクト産駒のレッドアステル(牝2歳、美浦・国枝栄厩舎)が快勝した。勝ち時計は1分36秒8。

 好スタートを決めて3番手を追走。内ラチ沿いをロスなく運んで直線に向くと、残り50メートルで逃げるライトアップゼアを外からとらえて、2馬身半差をつけてゴールした。

 騎乗したオイシン・マーフィー騎手は、3R(カレンブーケドール)、4R(ラストクローザー)に続く、この日3勝目。「ムチを使う必要がないくらい、楽だった。未来のある馬ですね」と感触を伝えた。管理する国枝調教師は「3Rのカレンブーケドールと同じ舞台だったから、同じような競馬で乗ってほしいと伝え、その通りに乗ってくれた。まだ子供っぽい面はあるし、体も小さいので、今後は少し様子を見てから決めたい」とうれしそうに話した。

 同馬は父ディープインパクト、母レッドエルザ(父スマートストライク)という血統。伯父イングリッシュチャンネルは現役時代にアメリカの芝路線で活躍し、ブリーダーズCターフなどG1で6勝を挙げている。

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