【阪神新馬】ファンタジストの広崎利洋オーナー所有のキングリスティアが好時計で逃げ切り

スポーツ報知
デビュー戦で快速を活かし逃げ切ったキングリスティア(カメラ・高橋 由二)

 16日の阪神5R、2歳新馬(芝2000メートル、10頭立て、ザダルが出走取消)は、7番人気のキングリスティア(牡、父ベルシャザール、栗東・河内洋厩舎)が逃げ切り、デビューを飾った。勝ちタイムは2分1秒2。

 1コーナーあたりから主導権を握ると、61秒2のマイペース。手応えに余裕を持って直線に入ると、ラスト2ハロンも11秒4、11秒9と伸び、後続を5馬身突き放す圧勝。勝ち時計は、2000年のラジオたんぱ杯3歳S(当時)でアグネスタキオンがマークした2分0秒8に0秒4劣るだけのレベルの高いものだった。川田将雅騎手は「誰も行かないので、押し出されるように、この形になりました。性格が真面目な馬なので、現状の走りを出し切ってくれた結果ですね」とたたえた。

 同馬のオーナーは、朝日杯FSの有力候補ファンタジストと同じ広崎利洋氏。大一番へ向けて勢いをつけた。

競馬

×