【次回注目馬】逃げて見せ場十分のヘイワノツカイ 昇級初戦でクラスにめど

スポーツ報知

◆ヘイワノツカイ(12月15日、中山9R・ひいらぎ賞、2歳500万、芝1600メートル=4着)

 内の4番枠から好スタートを決めて、そのまま流れに乗ってハナへ。道中は1ハロン11秒台のよどみないペースで運び、4コーナーも抜群の手応えで押し切る勢いだった。好時計(1分33秒7)をマークして3馬身半差で勝ったダノンキングリーには力の差を見せつけられたが、自身も1分34秒4の走破時計で駆けており、2着ミトロジーから首、首差の4着と見せ場は十分だった。

 騎乗していた石川裕紀人騎手は「上手に競馬をしてくれた。理想は好位の前だったが、内に行く馬がいなかったので、ハナに行ってリズムよく競馬をすることができた」と、センスを高く評価。前で器用に立ち回れるタイプで、昇級初戦でクラス通用のめどは立ったと見ていい。(坂本 達洋)

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