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【有馬記念】ルメール、レイデオロとともに武豊超える!獲得賞金46億円&年間最多213勝へ

2018年12月18日15時0分  スポーツ報知
  • 今年大活躍のルメール。有馬記念はレイデオロとのコンビで臨む
  • 天皇賞・秋を制したレイデオロ。有馬記念でG1・3勝目を目指す

 ◆第63回有馬記念・G1(12月23日・芝2500メートル、中山競馬場)

 第63回有馬記念(23日、中山・芝2500メートル)は、クリストフ・ルメール騎手(39)=栗東・フリー=が、ファン投票1位のレイデオロとグランプリ制覇に挑む。今年は3冠牝馬アーモンドアイなどで年間JRA・G1・8勝の新記録。武豊騎手(49)が05年に記録した年間最多212勝の更新もかかるリーディングジョッキーは大きな自信を胸に「特別な1年」の大一番に向かう。

 「こんなに特別な1年はなかった。来年はこんなに素晴らしい年にできないかも、と思うくらいね(笑い)」

 スラスラと出てくる日本語と、謙虚な言葉が、日本で過ごした4年間の時の流れを思わせる。レイデオロでグランプリに参戦するルメール。今年の日本競馬は、常にこの男が中心にいた。JRA年間記録を更新するG1・8勝。秋華賞(アーモンドアイ)から史上初の4週連続G1制覇も飾った。

 「幸福に思っていますが、まだG1は残っているので、ここで打ち止めにしたくない」

 今月1日の阪神競馬で、史上2人目となるJRA年間200勝を達成。03年から3年連続で記録したレジェンド・武豊以来、13年ぶりとなる大台に乗った。

 「今年一番の目標でした。199勝で終わった去年は惜しかったので、すごくうれしい」

 現在205勝。開催残り3日間で、武豊が05年に樹立したレコード(212勝)の更新も射程圏に入れる。日本競馬の歴史を塗り替えてきたルメールが、今週も堂々の主役だ。

 「有馬記念はレジェンドレースです」

 過去に2勝を挙げる大一番。まだフランス所属だった05年に、ハーツクライで優勝。無敗の3冠馬ディープインパクトを下し、国内のレースで唯一の土をつけた。16年はサトノダイヤモンドでV。王者キタサンブラックを破り、珍しくうれし涙を流した。

 「有馬記念は、僕が初めてつかんだJRAの重賞タイトル。大好きなレースで、すごくうれしかった。彼らはシャープな脚があまりなかったので、いいポジションを取って、長くいい脚を使った。レイデオロはシャープですが、できればいい位置にいきたい」

 その今年のパートナーはこの秋、天皇賞を勝ち、堂々2連勝。ファン投票1位を集めて駒を進めてきた。

 「前走は完璧なレースでした。ドバイ(今年3月のドバイ・シーマクラシック、4着)の時は遅いペースで、スタミナを使うことができませんでしたが、天皇賞はずっといいペースで、リラックスできた」

 12日には茨城・美浦トレーニングセンターで1週前追い切りに騎乗して状態を確かめた。

 「ファンタスティック コンディション! 体は完璧。普段はちょっとレイジー(怠惰な感じ)で、反応が遅いけれど、自分から走りたがっていた」

 「ファンタスティック」という言葉をよく口にする。

 「意味は、ベリーハッピーホース! 調子がすごくいいです。自信があるし、力があるし、全部青ライトね! 乗る時はベリーグッドフィーリング。勝ったらマニフィック!(フランス語で「素晴らしい」)」

 スムーズに話していた日本語に、母国語と英語が入り交じる。それほど名手を興奮させるのが、レイデオロだ。

 「ダービーホースで、天皇賞も勝った馬。絶対大きなチャンスがあるので、自信があります。楽しみです!」(石野 静香)

 ◆勝てば3億円

 最多勝利記録がクローズアップされるルメールだが、年間獲得賞金の記録更新もかかっている。今年の総賞金(※1)はここまで43億9733万7000円。歴代最多は、武豊が年間212勝を挙げた05年に記録した44億1404万2000円だ。残り開催3日間で、あと1670万5000円に迫る。先週の時点で7732万7000円の開きがあったが、土日で4勝を挙げるなど賞金を積み上げ、差を詰めた。

 有馬記念の本賞金(※2)は、1着・3億円、2着・1億2000万円、3着・7500万円、4着・4500万円、5着・3000万円。順位によってこれらが上積みされる。有馬記念を勝てば、今年の総賞金は46億円以上となり、武豊の記録を大幅に上回る。

(※1)JRAのレースにおいて馬主に対して交付された「本賞金」と「付加賞金」の合計。騎手はその5%相当額を受け取ることができる。

(※2)1~5着に入着した際に獲得する賞金。

 ◆気合乗ってきた 〇…レイデオロは17日、美浦トレセンが全休日のため、厩舎の馬房で静養。本間助手は「順調ですね。もう中身は仕上がっているので、それに伴って気合いも乗ってきた。体重はいつもより増えているけど太め感はないですし、1週前にルメール騎手があれだけ感触がいいと言っているくらいですから」と不安のない様子だ。

 ◆クリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)1979年5月20日、フランス生まれ。39歳。99年に同国で騎手免許を取得し、G125勝を含む通算1119勝。02年に初来日し、15年3月、JRA移籍。今年はトップの重賞20勝をマークし、うちG18勝。現在、年間205勝を挙げ、独走(2位はMデムーロの150勝)。JRA通算947勝。重賞74勝、うちG1・22勝。163センチ、53キロ。血液型B。家族は妻、1男1女。

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