【中山大障害】オジュウチョウサンで連覇した石神がニホンピロバロンと史上初の3連覇に挑む

スポーツ報知
石神とコンビを組むニホンピロバロンが新たな障害王者に名乗りを上げるか

◆第141回中山大障害・J・G1(12月22日・障直芝4100メートル、中山競馬場)

 第141回中山大障害・J・G1(22日、中山・4100メートル)は、史上初の3連覇がかかる石神深一(36)=美浦・フリー=に注目が集まる。「なかなかできないチャンス。達成したい」と意気込んだ。

 昨年まではオジュウチョウサンで2連覇。今回は有馬記念に矛先を変えたため、初めてコンビを組むニホンピロバロンと挑む。「アクシデントがなければ、オジュウ、アップトゥデイトと合わせて3強だった。中山で勝てる力は十分にある」。16年に、右前繋部浅屈腱(けいぶせんくっけん)炎を発症し、1年4か月の休養。復帰3戦目でのG1初制覇へ手応えはあるようだ。

 中間も栗東で3週連続で騎乗し、感触を確かめた。くしくも、オジュウが16年3月のオープン特別で最後に負けた相手がニホンピロバロン。「そういう馬から騎乗依頼が来るのはありがたいですね」と新たな相棒とV3への扉を開く。(松浦 拓馬)

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