【中山新馬戦】白毛のユキチャンの息子マイヨブランが勝利 JRA年間最多勝記録のルメールが導く

スポーツ報知
マイヨブランで新記録となる年間213勝目を挙げたC・ルメール騎手(カメラ・清水 武)

 12月28日の中山6R・2歳新馬(ダート1200メートル、16頭立て)は、1番人気に推されたヨハネスブルク産駒のマイヨブラン(牡、美浦・加藤征弘厩舎)が、4番手追走から、ラスト100メートルあたりで抜け出した。勝ち時計は1分13秒4。

 鞍上のクリストフ・ルメール騎手は、武豊騎手が持つJRA年間最多勝記録(212勝、2005年)を更新する213勝目をマーク。「いいポジションで、前が開いてからは、いい反応でした。最後、ハナに立った時に物見をして止まりました。短い距離がぴったりだと思います」とレースを振り返った。

 2008年関東オークスなど交流重賞を3勝した母ユキチャンと同じ白毛馬。初戦からダート適性の高さを示した。「喉が鳴る馬。初戦はレースが分かっていないので息が入るが、競馬を覚えて激しく息を使った時にどうか」と加藤征調教師。喉鳴りの影響を考えて、今後も短距離路線を歩む。

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