【若駒S・馬トーーク】勝ち馬にディープインパクトなど名馬多数輩出!“クラシックの登竜門”で、ヤマタケ&吉村が注目馬を紹介!

スポーツ報知
ジャスタウェイ産駒のヴェロックスがここから軌道に乗るか

◆若駒S(1月19日・芝2000メートル、京都競馬場)

 今年からリステッド競走に格付けされた若駒S(19日、京都)は、かつてはトウカイテイオー、05年にはディープインパクトなど多くの名馬を輩出し、オープン特別ながら“クラシックの登竜門”と位置づけられてきた。ヤマタケ(山本武志)記者と吉村達記者が、ヴェロックスブラヴァスなどがエントリーしてきた今年の見どころを「馬トーーク」で語り合った。

 ヤマタケ(以下、ヤ) さすがに「クラシックの登竜門」と言われてるレースやな。過去の勝ち馬を見るとディープインパクト、アンライバルド、ヒルノダムール、マカヒキなどG1ホースが何頭も出てくる。

 吉村(以下、吉) しかも、96年以降は10頭立て以下ばかりの、まさに“少数精鋭”。とても、オープン特別とは思えんわ。

 ヤ リステッド競走になった今年も登録は9頭のみ。例年通り、馬券よりダイヤの原石を見つけるレースやな。

 吉 ヴェロックス中心でいいんじゃないかな。前走の東京スポーツ杯2歳Sも直線で不利がありながら、勝ち馬からタイム差なしの4着。何といっても、小倉の1800メートルで8馬身ちぎった新馬の勝ちっぷりが忘れられない。

 ヤ ディープ、マカヒキと同じ金子真人オーナー。あの勝負服がよく似合うレースやね。

 吉 状態もよさそう。猿橋助手への取材でも「前走後に体がグッと増えて、それを維持。中間もしっかり負荷をかけています」とここ2戦より好感触が伝わる。

 ヤ 俺はアンライバルド、マカヒキで勝っている友道厩舎のブラヴァスに期待。母にヴィルシーナを持つ血統馬だが、陣営からは「まだ成長途上」と何度も聞いてきた。それでも、展開不向きのエリカ賞で2着だったように能力は高い。この中間は友道調教師が「攻め馬で手前も替えているし、すごく良くなってきた」と力強いね。

 吉 他には新馬の内容がいいサトノウィザードが気になる。

 ヤ 俺はリオンリオン。松永幹調教師がデビュー前から本当にクラシック路線で期待していたからね。いずれにせよ、今年も粒ぞろいのメンバー。面白そうやな。

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