【アメリカJCC 田辺騎手に聞く】ジェネラーレウーノ「いい感じに仕上がっている」

スポーツ報知
ジェネラーレウーノ(手前)は手綱を執った田辺の指示に鋭く反応した

◆アメリカJCC追い切り(16日・美浦トレセン)

 第60回アメリカJCC・G2(20日、中山)に臨むジェネラーレウーノは、美浦・Wコースで追走先着。中山とは好相性とあって、手綱を執った田辺裕信騎手(34)=美浦・フリー=も手応えを口にした。

 ―ジェネラーレウーノの最終追い切りは、美浦・Wコースでアングレーム(4歳500万)を10馬身以上追走。直線で軽く仕掛けて、4ハロン51秒5―12秒8で最後は頭差先着しました。

 「最初から一緒に行ってしまうとかかってしまうので、この馬のいつものパターンだったが、かなり前と離れていて追いつけないかと思った。コーナーでうまくカバーして、悠々と追いついてくれたのは何より。促したくらいで前を捉えられたのは良かったです」

 ―菊花賞は9着に終わりました。

 「緩いペースで力まず走っていたのでもう少し粘れるかと思ったけど、一気にペースが速くなった時に流れに乗っていけなかった。G1で勝つのは大変だ、ということだと思います」

 ―前走後は放牧に出て、3か月ぶりの今年初戦です。

 「体はそんなに大きく変わってはいないけど、いい感じに仕上がっていると思う。あとは以前から言ってきたが、精神面が良い方に向いてくれれば」

 ―中山は、今回と同じ舞台だった2走前のセントライト記念を含めて重賞2勝に皐月賞3着と好相性ですね。

 「中山は勝っているし、言うことない舞台だと思っています」

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